フォトウェディングといって、二人で写真だけ撮っただけ、という結婚式をしたカップルがいる。最近はこれが増えているとも聞く。もちろん、大変裕福な二人ならば、数百万数千万の結婚式をするのもいいだろう。しかし、1つの考え方として、結婚式をいい思い出としてフォトウェディングのみにして、二人の別の夢を実現するために、お金は貯金しておく、という方が合理的な考え方だと思える。
プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングス(西地区2位)は27日、県総合運動公園体育館で富山グラウジーズ(東地区6位)と第42戦を行い、105―53で大勝した。通算27勝15敗。首位大阪も勝ったため、順位はゲーム差なしの2位のまま。キングスは高さを生かした攻撃で試合を優位に進め、第1クオーターで15点のリードを奪うと、その後も安定した試合運びで富山を圧倒。今季最多の52点差で3連勝を飾った。キングスは4月2、3の両日、那覇市民体育館で大阪と首位決戦に挑む。
琉球ゴールデンキングス(27勝15敗)
105―53(24―9,11―18,33―12,37―14)
富山グラウジーズ(12勝26敗)
【評】キングスはセンター陣の活躍で序盤から大きくリードを奪った。富山が守りをゾーンに変えるとゴール下の得点が止まり、追い上げられる場面もあったが、外からのシュートで攻略。後半は堅い守りからの速攻で圧倒した。富山はガード陣の早いパス回しとカットインで攻撃を組み立てたが、苦し紛れのプレーが目立ち、シュートの精度に欠けた。(久田尚志)
シュートで勢い
桶谷大HC(キングス)の話 前半はリングに向かってプレーしていなかった。守る富山もキングスの攻撃を怖く感じていなかったのではないか。後半は入らなくてもシュートを打ち続けるよう修正した。結果、勢いを付けることができ、力を発揮できた。
収穫は攻撃姿勢
下地一明HC(富山)の話 前日の反省を生かし、前半はハイポストをしっかりと警戒したゾーンディフェンスができたが、後半はさすがにキングスが対応してきた。きょうの収穫は水戸健史が外国人選手相手にも攻め続ける姿勢を見せてくれたことだ。
◆今できること全力で/被災地へメッセージも
前日は手を焼いた3点シュートを簡単には打たせなかった。激しい守りで富山のミスを誘い、速攻につなげた。攻撃では相手陣内のゴール下でディリオン・スニードとジェフ・ニュートンが次々とオフェンスリバウンドをもぎ取って、得点した。守りがゴール下へと集中すれば、デイビッド・パルマーや小菅直人が外から3点シュートを沈め、さらに点差を広げた。
慈善試合と銘打ち、被災地と沖縄をつないだ2連戦はいずれも一方的な試合となった。「試合になればバスケットに集中し、地元のファンの前で持てる力を出し切るだけだ」とパルマー。東日本大震災の影響で外国人助っ人が帰国し、外国人選手1人という厳しい状況の富山に対し、20点以上の大差がついた後も、桶谷大HCは残り1分までスニードやアンソニー・マクヘンリーらビッグマンをコートに立たせ続けて、百パーセントの力で応戦した。
キングスの精神でもある「相手をリスペクト(尊重)する」気持ちと、「与えられた環境で今できることを全力でする」(桶谷HC)というメッセージを、プレーで示したゲームだった。(久田尚志)
◆地元からの声援に感謝/富山・山城拓馬
2008年にキングスでプレーした経験のある山城拓馬(前原高―近畿大出)が富山の控えのガードとして出場。28分間出場で8得点を挙げた。
前半に2本連続で3点シュートを沈め、終了間際には与那嶺翼をドリブルで抜き、ブザーと同時にレイアップを決めるなど、持ち味の速さのあるプレーで会場を沸かせた。山城は「点差は開いてしまったが、満員の観客の前で諦めない気持ちは出せたと思う」と語り、地元からの声援に感謝した。
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◇次は東北(宮城)−大垣日大(岐阜)の勝者
第83回選抜高校野球大会に出場している東海大相模は27日、第3試合で関西(岡山)と対戦した。持ち前の機動力を絡めた野球で相手を翻弄(ほんろう)し、大量9点を奪って快勝した。2回戦は大会第8日の第3試合で東北(宮城)−大垣日大(岐阜)の勝者と対戦する。【山田麻未、大塚拓三】
▽1回戦=第3試合
関西
000000001=1
22032000×=9
東海大相模
優勝候補と言われながら初戦敗退した昨年センバツも、今回と同じく大会第5日の第3試合で、相手エースも左腕だった。試合前、佐藤大貢主将(3年)は「何かの因縁がある」とリベンジに燃えていた。
初回、いきなりピンチが訪れた。先発は公式戦初マウンドの背番号17、庄司拓哉投手(2年)。安打と連続四球で1死満塁とされる。父裕さん(47)は「先発と聞き、心配で見られないから帰ろうかと思った」。しかし、心配は無用だった。捕手の佐藤主将の緩急を付けた好リードもあり、後続を落ち着いて退けた。
その裏、打線が早速援護した。先頭の渡辺勝(3年)、続く臼田哲也(同)両選手が連打で出塁し、4番の佐藤主将がきっちり2点適時打を放って先制した。佐藤主将の母乃信子さん(49)は「ちょっとほっとしました」と一息ついた。
関西投手陣は中国大会を全試合無失点で優勝に導いた実績がある。しかし、打線はその後も着々と加点し、五回までに9点の大差を付けた。この日、三塁打と二塁打を含む3安打2打点の活躍を見せた臼田選手の母美佐枝さん(46)は「調子悪いって電話で言っていたから、期待していなかったのに」と喜んだ。
いつもは無口な庄司投手も、尻上がりに調子を上げてマウンドで笑顔を見せる。九回に連打を浴びて1点を失ったが、133球を一人で投げ抜いた。
県勢としては5年ぶりのセンバツ勝利。応援団の黒田幸大団長(3年)は「一戦一戦を大切に、準優勝だった昨夏の甲子園のリベンジを果たしてほしい」と言い、頂点に立った00年春の再来を期待していた。
◇ガンバロウ日本!
○…東海大相模の応援席では、生徒らが「ガンバロウ日本!」と記したカードを持ち、甲子園から東日本大震災の被災地へメッセージを送った。今回は例年のような踊りを行わないチアリーダーらが発案し、A3の紙にペンで手書きしてカードを製作。アルプス席の前列にいる野球部員が掲げた。チアリーダーの中條里菜さん(3年)は「いま野球ができる喜びを多くの人に伝えたい」と話していた。
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■白球譜
◇3季連続、甲子園1番打者−−渡辺勝選手=東海大相模(3年)
「初回から攻めていこう」。強気で試合に臨んだ。初打席から出塁し、チームに勢いを付けた。次打者の左前打では左翼手の捕球姿勢を見て一気に三進。適時打で先制のホームを踏み、1番打者の役割をしっかり果たした。
元々はおとなしい性格だが、「もじもじしてても伝わらない。変わろうと思った」。練習でも積極的に声を出した。寮でも遅くまで自主練習を行うなど人一倍の努力家だが、本人は「当たり前のことをしてきただけ」とさらりと言う。昨春以来、3季連続出場の甲子園で、いずれも1番打者を務めるまでに成長した。
決勝に進んだ昨夏、優勝を決めて歓喜する興南の選手たちを目前で見た。雪辱の全国制覇まであと4試合。「どんどん走って攻めたい」。チームのモットー「アグレッシブベースボール」を実践するつもりだ。【山田麻未】
3月28日朝刊
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